naim armageddon

このちょっと大仰な名前の付いた製品は、naim audio製、LINN SONDEK LP12用の外部電源ユニットです。
LP12とregaのplanar3は同一のモーターを使用しているらしく、
regaでも使えるという噂は以前から聞いていましたが、この度、
なにを血迷ったかイギリスのショップから直輸入してしまいました。
もちろん、ショップには
「私の持っているp25で使えるか?」
「使うために加工は必要か、またそれは自分で出来るのか?」
というあたりは確認しておきました。
外観はnaim製ハーフサイズのパワーアンプ、パワーサプライ等と全く一緒ですが、
動作状態でもnaimのロゴは光りません。

接続は上の写真のように、モーターから出ている4本のハーネスを、
Armageddonからのケーブルの先端に付いている小さな基盤上の端子に 差すだけです。
Armageddonのマニュアルにハーネスの色と、差すべき端子の説明図があり、
その通りに差したら、問題なく動作しました。
p25はモーターの横に小さな基盤が付いていて、モーターからのハーネスは
ここにハンダ付けされていますので、これを切り離す必要がありますが、
特に難しいことはなく、拍子抜けするぐらい簡単に改造は終了してしまいました。

お約束の内部写真です(笑)。
トランスにはHicapと書かれています。 基盤は…抵抗1本と私には何だかわからない(笑)部品が二つ。
LINN純正のアップグレード電源、ValharaやLINGOはクオーツによって正弦波を作り出し、
正しい回転数と安定した動作を産み出していますが、Armageddonは、この方法を採用せず、
電源の周波数を そのまま使います。
…しかし、ここまでなんにもしていないとは…(笑)。
一応減電圧をしているらしいです。テスターで調べたわけではありませんが。

LP12やregaのレコードプレーヤーに使用されているモーターは交流モーターなので、
AC-DCコンバートは必要ありません。 これが、ロゴが光らない理由でもあります。

naim製品(NEW LOOKと呼ばれる、緑色のロゴが光るタイプ)は、専用基盤によってロゴを光らせていますが、
この製品にはDC電源がありませんので、その基盤を動作させることは出来ません。当然基板もLEDも付いていません。

というわけで、あっさり付け替えが完了し、さっそく鳴らしてみたんですが………。
なんでモーターの電源付け替えただけで、こんなに音が変わるんでしょうか…。
特に低音リズム楽器(笑)が伸びる伸びる、切れる切れる、弾む弾む!!!
あービックリした(笑)。

ふと気付いたんですが(今頃かよ…)この方法で付け替えが可能と言うことは、
ValharaやLINGOもregaに使えるって事に…なりますよね。
ぜひ勝負してみたい、と思ったのでした。
LP12にも使ってみたいですね。私は今のところLP12を買う予定はありませんが(笑)。


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